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エロゲは酒の如し

エロゲ、美少女ゲー、ノベルゲーの感想書きます

ANGEL・CORE 感想


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かつて、そして今
ここに戦争がある


時は大戦争前夜……


極寒の帝国秘密研究所、
数日後、少女たちは処理される


時は大戦争前夜。
列強は互いに牙をとぎながら、しかし用心深くそれを隠し、密かにその時を待ってる時代。
ここは“統一帝国”の北の果て、極寒の地ノルトラント、帝国銀十字軍の極秘研究所。
物語はここから始まる。


今、雪の降りしきるなか、白煙とともに列車が到着する。
主人公は、この極秘研究所に配属された、若き将校である。
銀十字軍の勝利の要とまで噂されていたノルトラントの極秘研究施設。
しかし驚いたことに主人公を迎えた所長は、幼い少女であった。
驚愕する主人公に、少女は新たな命令を下す。
それは被験体と呼ばれる少女達を、最終処理の日まで管理監督するという不思議な任務だった。
主人公に対し、必死に抱いてくるように懇願する少女達。
いぶかしむ主人公に同僚達は異口同音に、ここではそれが常識だと答える。
彼女達は好きでそうしてるのだと。
当たり前のように少女達を抱き、享楽に溺れる同僚達に主人公は違和感を覚える。
そしてある日主人公は、知る。
なぜ少女達は兵士に進んで体を開くのかを。
彼女達が被験体と呼ばれる真の理由を。


それは銀十字軍の恐るべき計画。
来る大戦への勝利の要。
“天使核”計画の全貌を知ることでもあった。

 


★感想
 
 この主人公が赴任した施設は天使核を使い新たな強力な兵器の生産を行ってる施設であり、天使核の研究所でもある。


 で、主人公はその天使核を培養するのがお仕事。
天使核を培養するにはその資質をもった少女達と身体の関係をもったり愛情を持って接することで核が成長するのでそういったことをするものであった。


 結局これは表向きな理由であって本当はこの研究所トップの将校(天使)が追放された天界に戻るために天使核が必要でそれを行うためにずっと研究をしてきたという訳である。


 その役目にかなり適応した主人公をこの研究所に赴任させてというのが大まかなお話である。


 各ヒロインのお話はこのTRUEエンドの布石というか情報集めのためのルートという感じ。
サラサ、オノマ辺りはほぼ情報が出てこないがほかのヒロインを読み進めればちょっとずつ情報が入ってきてという流れ。


 雰囲気はよくBGMも良かった。
ただ個人的にはもっと研究とかについてもっと詳しく見せて欲しかったなと言うところ。
何となくハガレンぽさもあった。


 この天使核が育った少女達から天使核を取ってしまうとその少女達は植物人間となってしまう。
こういう実験などではよくある話ではあるものの主人公が担当した子たち以外も沢山そういう状態になってきてると思うといい気持ちはしなかった。


ヴィヴリオは少し特殊な子で、この天使である将校のクローンから出来た子でありコスパ的に良くないことからこの子だけ生産された子であるがこれまた人体実験ぽさもありタブーに触れている感じもあった。


 そこまでして将校は天界に戻りたかった理由なども知りたかったなぁと思った次第。
が、全体的に筋も通ってたしスッキリ纏まっていたので楽しめた1作であった。


 この作品では宗教観や魔女狩りなどの背景も使われておりそういったものが好きなら楽しめるかなぁと思いました。

このゲームのPVが結構いいので貼っておきます。