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エロゲは酒の如し

エロゲ、美少女ゲー、ノベルゲーの感想書きます

M~お姉ちゃんの集中恥療~ 感想・考察


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あらすじ

甘い…むわっと、息苦しいくらいに濃密な匂いに、目を覚ます。
まず最初に映ったのは白いショーツに包まれたお尻で、次にその持ち主のナース(…だと思う、色々と信じられないけど)のお姉さんが、
蕩けたお顔で、ちゅぱちゅぱとイヤラシイ音をたててボクのおち○ぽをしゃぶってる姿だった。

「んーっ!? んむーっ!?」
それだけじゃない、ボクはどうしてか、まるでオンナノコみたいな…というか、
フリルに彩られた可愛らしい寝巻き姿に小さなショーツだなんていう、まさにオンナノコそのものな格好をしていた。

「あららぁ~ん♪ まだまだお熱の冷めないのかなぁ~? この、み゛っっぢみぢにボッキしたドスケベな女装おち○ぽは~♪」
わけの…わからない、ヤられるがままのボクに、お尻のお姉さんはにっこりと微笑んで――

「おはよう、マイヒロイン♪」
――なんて、嬉しそうにキスをした。
おち○ぽに、愛しげに。

 

 

★感想・考察

 

この作品は『主人公』にスポットが当てられてる作品だと考えている。

 

エンドは全て4つあり、ハーレムエンドがこの作品のトゥルーエンド的なものと思われる。

 

今のこのエロゲ等で色んなジャンルが蔓延っている中で生まれた主人公は個性というものが薄れて言っている。
そして少女にすがりつきながら生きてきた。
それは悪いことではないし思いたくない。(ヒロインがいての主人公だからか)
そのためには覚悟を決めなくてはならない。

 

覚悟は恐らく次の物語へ行く勇気と今、触れてきたヒロインたちに対する別れる勇気(作品によっては結婚などしているわけだから次の物語へ行くにはせざるを得ない)

この主人公はその勇気がなくて心を病んでしまったのだと思われる。

 

ハーレムエンドの終わり方はちょっと屠殺の園みたく行先は自分でええんよって感じに思われる。

でもここは心を癒した上で、自分の罪を認めた上での再出発するために入院をした。

その罪というのはヒロインと付き合い、そして幸せにすると誓いながらもまた別の作品に行き、別のヒロインに対しても同じことをする。

その事だと思う。

 

ハーレムエンドの最後で感じたことが主人公が攻略したヒロインはいつまでも好きで(例え主人公がどういう思いで攻略していたとしても)他の作品に行こうとも愛しており、これからの行く末も応援しているようにも思えた。

だからその事を重荷に感じず進んで欲しいと、少しでも私たちのことを気にかけてくれればという想いもあったように思う。

 

あと、色んなジャンルのゲームとプレイヤー、作り手、キャラクター達の思いの中へ飛び込む
それぞれの思惑や感情がぶつかりまるで戦場の中で作品がワゴンに行ったりそれがプレミアついたり常に評価あるものは評価され続け、プレミアもつかずずっとワゴンの中のものもある。

主人公は既にキャラクター性が決められており主人公は出演する作品で無事であることを祈ることしか出来ない。


それが物語の主役であっても、今までヒロイン達を落としてきた罪滅ぼしを自分でするのならその作品に出るヒロイン達やましてやクリエイターやユーザーに反逆は許されないと。

こんな風に感じました。

 

プラスで気になった事を。

ここでのA子の主人公に対する感じが気になったので書かせてもらいます。

 

A子の執拗に主人公に執着している理由。

自分の中で2通りの考えがあります。

 

1 ヒロインとして本当に主人公を愛していた

他ヒロインも当然主人公愛してはいたとは思う。

けれどこの作品でのメインヒロインはA子。

当然その分主人公へ対する思いも強くなってはおかしくないと考える。

 

2 過去のA子と主人公の関係性

これはHAINゲーでのお話になるのですが、A子は水仙花の佳苗そして、甘えむでの響子。

主人公は水仙花の衛で甘えむでのあなた。

そう考えると2人は親子関係にあったわけです。

 

甘えむで色々しがらみがあり、水仙花でも関係性を解消できずにここがラストチャンスと思い異様にこだわっていたようにも思えた。

 

 

 

あとはひなげしについて。

 

ヒナは兵器だから

ボクのお気楽を戒めるために投じられた人造のヒロイン
そしてヒーロー
物語へと埋め込まれた種、開花の時を待つ蕾

これがひなちゃんの役割

だから目的を完遂するために自分の意思をさておいて主人公攻略を続けた

ひなげしは与えられたプログラムに従って行動するキャラにはなれないと思う

と書かれてるとこがある。

 

 

上の引用部分では、ひな自身は製作者(ライターやプログラマーなど)の言いなりになるキャラにはなれない(なりたくない)けど結局このMお姉ちゃんの集中恥療ではこのゲームの製作者の言いなりになってると俺は思う。

 

 

このひなげしエンドは2人がそれぞれの信念をもって新たなる作品に旅立つのかなと思う。

ひなちゃんと主人公の約束、兵器ともう言わないという約束は果たせるのかは気になったりします。
ポンコツなのかもしれないけど、兵器なのかもしれないけどひなげしは立派な主人公でありヒロインであると感じた。

 

 

こんな感じでしょうか