私は私のまま、誰にでも変われる
★あらすじ
「夏目ともこ」は、主人公「相羽健太郎」の同級生で幼馴染で、ちょっと人見知りしちゃう女の子。
そんなともこには、ひとつだけ他の子にはない不思議な力を持っていた。
それは―――他人の性格と声と記憶を、自分にコピーできちゃうこと!
念じるだけでともこの中身はそっくり別人に変わってしまう。
でも、この能力のことは、ともこと健太郎2人だけの絶対のヒミツなのだった。
季節は春。
ともこと健太郎は、修学旅行で京都へ行くことに。
そこで出会う、さまざまな女の子達。
甘く楽しい時間は飛ぶように過ぎていく。
健太郎はその旅先で「鬼の滴」という名前の奇妙なエキスを手に入れる。
それは平安より伝わる媚薬で、飲ませるとどんなおとなしい女の子もエッチに変わるというのだが
★感想
普通に面白かった1作でございます。
まぁブログなのでネタバレやら気にせず思ったまま書こうとは思います。
この作品、途中でやめちゃうと勿体ない。
百合花とメインヒロインのともこだけルートロックかかってます。
なのでそれ以外の子を攻略してという形。
その時点で実は気づく人は気づくんでしょう。
この物語の犯人というか謎の木漏れ人の正体。
木漏れ人は遠い昔、藤原我山(漢字間違ってたらすんません)が突然身についた能力らしく、青い瞳が特徴でその瞳が光れば人を言いなり?というか命令したら何でも言う事聞いちゃうという能力持ち。
その子孫が木漏れ人。
攻略サイトみると唯一攻略できないヒロインのケイという子がいるんですがその子が木漏れ人でした。
俺は素直に気づかずトモコを疑ってました。(すまん、ともこ)
トモコも名前と性格など分かってればその人になりきれるというかイタコみたいな?感じもあったし、ルートロックかかる前にトモコが飛び降りしちゃうんですが追い詰められてとか思ったし何せハイライトの消えたトモコの目、青かったんだよ……。
途中で妖怪の話が出てくるんですがそれが木漏れ人かとも考えましたが全部ハズレ。(推理というか考察出来ない人やん)
ケイがどういう経緯で人格変えたりしてたのもわかり、最愛の人を亡くし笑って過ごして欲しいと最愛の人からの約束を守ろうとした結果だったということも分かる。
素直に泣ける話でした。
なので感動ものとしても推理しながらにしても楽しめる1作でした。
そしてルートロックされる前のトモコが飛び降りる理由としてはケイが無意識に能力発揮したというオチでした……
P.S.
この画像は昔から知ってたけどこの作品だったのね