天ツ澪 感想
★あらすじ
古の昔より『龍神様』を崇拝している田舎町。
落ち葉舞う季節、青年は教育実習生としてこの町を訪れた。
十数年ぶりに訪れた町の中、彼は3人の少女達に出会う。
少女達との出会いは、ある事件を呼び起こし、彼等の運命を揺り動かす。
想い合う心、そして逢瀬を重ねるごとに強まる快楽。
天ツ澪の理にのせて、一つの時ご動き始める。
★感想
この物語は教育実習生の主人公が祖父母の運営してる学園で実習するために来たところ、雪乃が洞窟の中で不浄を取り除く儀式をやってるのを主人公が見てしまう。
そして主人公の中に不浄が流れ込み、余命1ヶ月になってしまうところからお話が始まる。
余命1ヶ月という設定のお話ではあるが基本ほのぼのとした感じで進んでいきます。
ヒロインは3人いて、2人のエンドを見るとメインヒロインの話が解放される。
そして各ヒロインのエピローグも見れるようになる。
設定の割に結構のほほんとはしていますが、この物語は「行動しだいで運命は変わる」っていったテーマを含んでるように思う。
そして、そこには人々の想いというのも詰まっているように感じた。
ヒロイン達は過去に諦めていたことがあった。(トラウマや絶望等で)
しかし、主人公を通し希望を見出しもがいていく有様がみれた。
例えいい結果であれ悪い結果であれ前に進むということには勇気がいる。
しかし、周りの人(親しい人達)の理解と想い等で前に進んでいけるということ、そして前に進んで言った結果を受け止める気持ちなどが良かったと思う。
心温まるいい作品でありました