"wqmkcceGsU09MueYTezG29GolSKGyG2tpwieylJxMzE

エロゲは酒の如し

エロゲ、美少女ゲー、ノベルゲーの感想書きます

imitation lover 感想


f:id:eroge777:20200611094551j:image

 

次のテスト、カンニングさせてくれたら処女あげるよ-


その一言から始まった関係は、やがて偽物から本物へと変わっていく。
刹那的で逃避的で、だけどとびきり親切な、どこか歪んだ恋愛劇。

 

 


★感想


 物語の始まりはかなり面白い。
カンニングをさせてくれる代わりに処女をあげるというところから物語が始まるのは初めてでした。


 内容は『愛とは』『恋愛とは』というところに焦点を置いており、各々の青春を通しながら恋愛と愛について考えて答えを出していく物語な気がした。


 主人公の樹と後輩の円香は考え方が似ており、響と城戸は似てるとこがある。
先輩は中間と言った所でしょうか?
樹と円香の考え方や行動などは青春ならではの初々しい感じであったのに対し城戸と響は正反対。


 でも響も城戸も自分の好きな人には幸せになってもらいたいという思いがあるがすれ違いなどもあったりもしたが結果的にハッピーに終わることが出来たと思う。


 ふと思うと確かに『愛』とか『恋』とかってなかなか線引きが難しいなとこの作品をやったことにより考えさせられる部分も多かったがいいものだなぁとも思ったりしました。


 自分もこんな青春送りたかったです……


 あとなんですが、個人的に響ルートでの円香のワンフレーズ


「この人(響)は子供が産めないんですよ?そんな女のことが好きなんですか?そんな女のどこがいいんですか!?」


には流石に俺はこの考え方とか仮に思ってたとしても口に出しちゃうあたりが苦手でした……。
確かに自分の好きな人を横取りしたような形にはなったけれど言っていいことと悪いことが……


 これについてはこの辺で終わるとして、全体的に退廃的かつ愛や恋について考えさせられるいい作品だったと思っております。