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エロゲは酒の如し

エロゲ、美少女ゲー、ノベルゲーの感想書きます

甘えむっ♪~おかあさんのかぞくけいかく~考察・感想


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あらすじ

主人公のあなたは、道に迷い辿りついた先で奇妙な少女達に出会う。

「おかえりなさい♪」

欲望の赴くまま、あなたの成長を模して、果てしなく限りなくエスカレートしてゆくHなイベントの数々。

イビツに歪んだ家族の物語の行き着く先に待つ衝撃の結末とは……?

 

 

考察と感想

今回もいきなり考察から。

 

このお話はエロゲの売買と特に『俺の嫁』に言及をされていると思う。

 

最初の方は普通にエッチシーンが多くここでは主人公(プレイヤー)がかなた(ヒロイン)を攻略している過程だと思われる。

そして中盤に入るとかなたと“主人公”が結ばれ、結婚式のシーンに入る。

ここで黒いドレスだったのが白く変わっていくのは清純になったからか或いは主人公だけのものになったかと思われる。

 

 そして、えねみが「あいつもきっとこの世とやらで祝福してくれるわ」という。

その後に『そこにはひとつ遺影とでもいうべきものが安置されていた』とでるがこれは恐らくパソコンのモニターのことであると思う。

 

『まるでそう〘登録した名前〙の目の前に鎮座ましますディスプレイと同じ形ー』となるがここで「主人公」と「プレイヤー」は違うんだと言うことを明確に示唆してるのだと思う。

 

結局、この主人公はかなたを自分の嫁だと言いつつもそのうち違うゲームに移りかなたのことを見向きもしなくなってくる。

そして、かなたがあの手この手で主人公(プレイヤー)をあの手この手で振り向かせようとする場面がこれである


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このかなたはケモノ耳やエルフ耳、欠損(腕だが)、眼帯、等々色んなプレイヤーに見てもらおう、戻ってきて貰おうと必死になるわけです。

 

しかしまた離れてしまう。

あれだけ「好きだ嫁だ」言っていたのにも関わらず。

こうやってヒロインがあの手この手で見てもらったにも関わらず。

 

かなた自身、主人公(プレイヤー)に見向きもして貰えなければその作品やコンテンツは終わってしまう。

生き長らえるために媚びていくしかできない。

最後の方であなた(主人公)が言ってはいたがプレイヤーがお金を払っていい物もうけとる、制作者が過去に作ったもので売れたもので色んな派生作品やグッズ等を売る。(もちろん新規のものも作るだろうが)

そうしてこの市場は回っていくのだと。

 

確かにプレイする側は制作者にお金を払いそのお金で作品を作っていく。

間違ってはいないが、俺個人としては製作者さんやその登場人物の思いも汲み取れたらなと思う。

 

 製作者は懸命に作り、登場人物は必死で物語を全うする。

なら受け手は全力でその思いを受け取れたらとも思っている。

 

 最近は〇〇は嫁だっていうワードは聞かないけれど、最近では『推し』という言葉が出てきてるので今風だと推しになると思う。

 

 

 そして作中でも触れられてはいたが処女か非処女かでもユーザーが怒り売り払ったりする。

どういう思いをしてここまでヒロインが来たのかも考えもせずと。

 

それ自体は悪いことでもないけれど、その好きになったヒロインを、そのヒロインに対する思いは忘れてはいけないなと思うし、仮に非処女だったとしても好きだったキャラなのだったらと思わなくもと感じました。(個人的意見です。)

 

ちなみにかなたのおでこに黒いチューリップが出てきたことから前作?のりとる天使のカナタと同一人物とわかる。

 

かなたも一応ピンクリボルバーのカタログより系譜上の縁者よりりとる天使のエネミと同一人物と思われる。

P.S.


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このシーンですが後ろのパソコンを見る限り恐らくPC-9801とかその時代のものであると思われる。

そしてえねみはその時代から一戦でずっとヒロインをやってきており、あの手この手でユーザーを確保してきて、ついにそのコンテンツが終わるのかなと。

 

そしてこのパソコンのモニター見ると甘えむのエッチシーンが流れております。

 

あと2週目やるといいものが見れます。