マザーコンプレックス 感想
永遠の愛の世界へ
近未来の先進国で働く、カウンセラーの「ゆう」。
彼女はあるクライアントに会い、本物の愛を知ることとなる。
★感想
フリーゲームで15分ほどの作品。
主人公である「ゆう」は過去に自分の憧れだった先輩の起こした事件で塞ぎ込み、カウンセラーに足を運びそのカウンセラーの先生に好意を持つ。
そしてカウンセラーに通ってた中で将来自分もカウンセラーになり犯罪を起こしてしまった子ども達に寄り添えればという思いで犯罪心理カウンセラーになる。
そしてそのクライアントは「母親殺し」の夕月。
この子は愛故に母を手にかけてしまったとカウンセリングの中聞く。
そして、ゆうは夕月に好意を持ち夕月もゆうに好意を持つ。
それが結果としてゆうは夕月に殺されてしまった。
ゆうはカウンセラーを受けてからの10何年間多少大人になったとはいえ夕月に思いを馳せてしまうところを見るとカウンセラーを受けていた時から前に進めていたのかなと思う。
そして、夕月は母親を殺めてしまった時と同じ理由でゆうに手をかけてしまった。
夕月は「永遠の愛」が欲しかったという。
嫌われるのが怖い、見捨てられるのが怖いのだと思う。
そしてもし仮にゆうが学生時代よりも少しでも成長できてたとしたら夕月をカウンセリングした時にどう変わっていったのだろうと思う。
サクッとプレイ出来てかつ面白かったです!