喪失郷 感想
吹雪で立ち往生したツアー客達が辿り着いた山奥の村……
やがて、閉鎖的な寒村で起こる、儀式……事件……
猟奇的で官能的な物語が、始まろうとしていた……
雪がシンシンと降る村……『四ツ方村』
辿り着いた先は、四方を山谷に囲まれた寒村。外界と交流は皆無のようで、来客達を閉め出そうとする冷たい雰囲気に満ちた場所。
ただひとつの宿屋……『伏見館』
いつ建てられたのかもわからない時代かかった木造建築。そこでは貞淑そうな女将と、その娘達の3人だけが働いていた。
村に伝わる……『鬼の伝説』
快楽に夢中になる乗客たちの姿。
主人公の理性をも破壊しはじめる女たち……。
何が良くて何が悪いのか、判断が鈍っていく……。
この村で起きていることは現実なのだろうか。
★感想
雰囲気はよかったかなと。
ミステリーやサスペンスとかを思ってプレイすると肩透かしを食らうかもしれない作品でした。
でも、雰囲気はしっかり閉鎖的なものが出ていたとは思う。
ミステリー風の抜きゲーと言ったところ。
シーンのバリエーションも多く絵も可愛い印象。
鬼の伝説をテーマにしてるけど、結構話の流れは分かりやすくオチはあでさり終わってしまう。
黒幕もすぐ分かる。
村の閉鎖的な雰囲気の中、オカルト風味の抜きゲーをやるにあたってはいいゲームかなと思いました。