夢幻廻廊 感想

ーとある、館の物語。ー

少年は体験する。
屋敷の中で起こりうる様々な悦楽を。
初めて味わう、存在の肯定を。
虐げられる快楽を。
性の悦びを。

 あらすじを纏めるのがちと難しかったので今回もまた感想のみとなりますがご了承ください。

★感想
 社会における人の在り方と立場、そして人達は完全に理解することは出来ない。
 そして人は皆安らぎを求め、安心できる場所や立場を常に求めている。
 人はホントの意味では孤独だけどそんな中でも少しでも人と接して成長と、自分の意味に気づき始めていくようなお話だったと思う。

 同じような日常を繰り返して、辛いことも楽しいこともあり、そんな中に人と接して行くうちに自分の在り方などに気づく。
 そしてどんな人にでも価値がある、そんな前向きなお話でもあったなと思った。

  でもその反面タロは権力に言いなりというか丸め込まれてる気もしたかな。
タロ自信はあの状況で在り方見つけたとは思ったけど流れに身を流されてる気もして、「う〜む」とも思ったかな。

 余談ではあるけど、環さんの発言がRenaissanceというエロゲをかなり彷彿としたので夢幻廻廊好きな方はある意味好きかも？