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エロゲは酒の如し

エロゲ、美少女ゲー、ノベルゲーの感想書きます

パコられ 感想


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『 愛しい人が壊れていく-陵辱と暴力で』


 まず言うとすると、手に取ってプレイして欲しいかな。
声優の桃也みなみさんの演技が上手いからより一層メンタルに来ました、はい…

 


 あらすじとしては小学生時代、ひきつった笑いや吃り癖などのせいで虐められていた主人公。
ある決意をきっかけに安芸紗倉と出会う。
この紗倉も同じ笑い方をしていた。


中学に上がると同じクラスでそこからより仲良くなり、次第に2人が支え合い前向きになっていき友達も増える。
 そして互いにこれから自分の足で行けるところまで行こうと決意約束する。
主人公は進学校に行き、いい大学に行くことに。


 そして大学に入り、そのタイミングで紗倉さんから手紙が届き会うことになる。
 楽しみに逢いに行く主人公であるがそこに居たのはみすぼらしい姿でやつれた紗倉だった。


 ここから元喫茶店の廃屋にて紗倉の追体験をして行くことに。  


1話目
 学校帰りに、無理やり通りすがりの人に襲われる。


「俺は処女というコンプレックスとっぱらってやったんだ、慈善活動してるんだ、感謝しろ」


などの自分の都合のいい理由で襲われてしまった紗倉。
そして終わりにもしかしたら妊娠しちゃったかもなと言われ、恐怖もあり誰にも言えず薬を買って大丈夫と分かっても心の傷は治らなかった。
 
2話目
 前話の事件があり、学校を2年生になる前に辞めてしまい引き篭っていた。
そのせいもあり家庭内がギクシャクし始める。
 特に父が大分参っており、“ こっちの身にもなれ” “ あれは俺の子なのか”など言葉を投げかける。


 家庭が壊れてくのが辛くなり一人暮らしを始める。
手っ取り早く稼げる風俗のお店。
だか本番なしのもので、そこで働いててお客様が自分を褒めてくれるため、やりがいも感じていた。


 ある休みの日にガスの点検と言われドアを開ける紗倉。
 がそこにいたのは、お店に通っていた竹井という男だった。
 家を探したのだという。
そしてこんな仕事してちゃダメって言ったよねと言い服を無理やり脱がせた。


 ここで高校の帰り道にされたことを思い出し、恐怖に震える。
 “自分を大事にしろ、俺以外の男に陰部見せるな”など言いながら下着を脱がすと紗倉は女の子の日で、竹井にもばれ「なぁんだ、やっぱりサクラちゃん生理なんだ、毎月この時期休むもんね」と言い襲われてしまう。


 辞めてと言うと竹井が脅しにかかり言えなくなってしまうが母に連絡取ると警察に相談してしまった。
そこからセカンドレ〇プが始まり病み始める。
 結局、竹井は偽名で証拠不十分なために不起訴となってしまった。


3話目
 実家に戻り、父がドライブに誘いドライブすると心中を図ろうとしギリギリのとこでとまる。


 やはり自分がいるとダメだと思い、なけなしのお金で一人暮らしする。
 疲れきっていて、働けずにいた所に大家の旦那さんがノックしてきたので「私なにかしたっけな?」と思いドアを開ける。


が、玄関先で襲われてしまう。
騒ぐなと首を絞められ、唾液を垂らされる。
そして、吐いてしまう。
それにキレる大家旦那さんに
「そんな汚ぇか!、吐くほどきたねぇのか、ご褒美でやったのに傷つくのわかんないの!?」
と言われ「美味しいです、ご褒美ありがとうございます」という。(半ば無理やり)


 この旦那さん、紗倉と同い年の娘がいた。
それを含め紗倉の両親は、怒り、引っ越し代という名目の慰謝料を貰うが納得いかず法律無料相談するものの、金額を聞き断念せざるを得なかった。


4話目
 西川という男の家で住んでいる。
もともと風俗のお店のお客様として通っていて、惚れたらしく、デートなどして同棲することに。


 家事さえしてくれればいいと言われるが、良くないと思い日雇いで働く。
 ある時買い物しようとしたらお財布の中から諭吉さんがいなくなっているように見えた。
最初は気の所為と思っていたが別の日、2日分働いたお金が丸々無くなっていた。


 直接は言いずらかったので「困ってたらお金貸すよ?」というとその日から日雇いの給料を見せ、万札を渡すようになる。
そうなると残りのお札で生活用品買うと自由に残るお金は小銭のみという日が続いたある日にこう言われる。


「お金に困ってるから20万貸して」


だがそんなお金はあるわけなく、もめにもめて家を出ていくことになる。


5話目
 西川の家から飛びだしたはいいもののお金もなく行くあてもなく、さまよっていた時に目眩でふらつきある男性にぶつかる。


 これが運命の出会いでもある。
この男は別のデリヘルの子を待ってたらしいが、紗倉でいいとホテルに行き事情を話したらしく、同情してくれ住まわせてくれることに。
 
  この男の人はピアス師で毎日優しく前向きにという言葉をかけてくれたりとほんとに優しくしてくれていた。
ある日、紗倉の携帯に警察から連絡が来て西川について聞かれる。
 事件性はほぼないとわかってる上での話を聞かれた。
 西川の母は躁鬱らしく、買い物多くそれを肩代わりする形となり、お金が無くなり借金を作り結局自〇という形になってしまったらしい。


 この話を聞き、紗倉は自分が何も気づいて上げられずお金とかもなんとか工面することもその事を知らなかったから出来なかったと、だから私が〇したんだとなりパニックに。


それに気づくピアス師がなだめるも、ナイフでリ〇カして病院に行く。
そこでピアス師に乳〇と陰部にピアスを開けてもらうことになるが心が満たされることは無かった。


最終話
 その後に以前から知っていた“樹里”という人に会ったらしい。


一言で言うと「私が何が言いたいかわかる?あなたがそこまで不幸になったのは他でもない自分自身が原因よ!」


ということを言われてしまう。


そして紗倉から感謝の気持ちを伝えられ今度はいい人生が送りたいという言葉を聞き、冷蔵庫を開けると眠るように〇んでいる紗倉。


ポケットに手を入れると手紙があり、「ありがとう、私の事を忘れないで」と書かれていた
それを胸に生きていくと決める主人公


感想
 まず普通に紗倉の追体験見てて、普通に胸が苦しくなるし気分悪くなるしほんとに見てられない状況がすごく続いて休み休みやってた……
 声優の演技もしかり、心理描写や警察とのやり取りなどのリアルさや襲った側のエゴや気持ち悪さも伝わってもうキツイの一言。 


 最後の樹里の言葉は自分にも刺さった言葉で、結局幸福と不幸は自分の心が決め、変わろうと思えば変われる。 
けど、ずっと何かを恨んだり心の傷がといい逃げ回ってばっかり(逃げる時は逃げてもいいと思うが)いると変われるものも変われない
 樹里の言ってることはほんとに正しいと思うし、これを胸に生きていこうとも思った。


 でもなんだかんだ俺は紗倉は亡くなってはしまったけど、このクソッタレた世界の呪縛から解放されて幸せになったというかホッともしたのかなとも思う。