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エロゲは酒の如し

エロゲ、美少女ゲー、ノベルゲーの感想書きます

for elise 感想



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『現実と妄想と狂気と』


⚫このCDROMには正義・正論・愛・恋・友情……は入ってません。狂気・妄想・鬱・変・劣情……そんなソフトです。ご了承の上お買い上げください。


⚫長岡健蔵率いるブランドクラフトワーク。処女作は、現実と妄想とが入り乱れ歪曲した「狂気」をテーマとした。
自虐的快楽感を求む心にだけ彼女は微笑む


⚫無能な男がいた。趣味もなく生き甲斐もなく、無口で暗い、ただ生きているだけの男がいた。そんな男も会社勤めを始め、社会に出るようになったり、女友達ができるようになった。


⚫いつも男につらく当たるOL、田舎から出てきたばかりの保母、自分の暗い過去を知る中学の同級生。彼女たちに振り回され男が最後に辿り着く運命とは……。


〜パッケージ裏より〜


 まずはキャラクターや出てくる会社の豆知識
この作品に出てくるキャラと会社名は全て【日本酒】の名前がついてる。


・日置(主人公)→日置桜
・八重垣千歳→八重垣
・久保田→久保田
・神渡七笑→七笑
・神渡真澄→真澄
・越野華→こしの華
・住吉→住吉


浦霞商事→浦霞
立山工業→立山


となってます。

 


本編あらすじへ


 ※真澄ルート、泉ルートの2つだが内容はさほど差はないので、泉ルートの話は簡単に書きます。


 主人公は浦霞商事の商品企画部に入ったものの経営が傾き人員整理のため、営業部の配属に。
もともと暗くコミュニケーション能力もあまりなく消極的なこともあり中々営業成績も芳しくない。


 最初の頃は部長が一緒に回りやっと1件契約が取れたものの、1人で回るようになってからは1件も取れずにいた。
 そしてやる気もそがれ、外に出ては公園でボーッとしたり家でビデオをレンタルして観たりなどして夕方に会社に戻るようになる。


  そういった所を同僚の久保田に見られていたらしく部長にチクられて絞られることに。
会社では久保田にいじめられ、八重垣さんにはキツく冷たい対応され、部長には怒られるという日々を送っていた。
 
 そんなある日営業へ出ようとすると電話がなる。
立山工業からだそう。
もともとこの会社は久保田の持ってる会社であるが主人公が呼び出されることに。
 そして急いで行くがそこで歯科医院で助手してる七笑と会う。
顔を覚えられてたらしく、歯の治療してる時に口に怪我させてしまったのをお詫びすると言いその場を去る。


 そして40分遅刻で立山工業へ。
話を聞くと久保田に頼んだ資材を、主人公に頼むと言ったとの事だが何も聞いていない主人公。
 会社に戻り、久保田に聞くも知らないと言われ詳しく話すと、発注書を1週間前に机に何も言わず置いていたらしい。
 捨ててしまったのかもとあたふたしていると、課長が来て上手く対応し、事なきを得た。


 そしていつもの様に公園に行くと保母さんと子供たちが遊んでいる。
そんな時にそのボールが主人公にあたり、保母さん(華さん)がお詫びすると言い連絡先を教える。


 その後、バス移動する時に学生服の真澄と会う。
バスの中に入り、教師と何やら口論を始める真澄。
 最初は見て見ぬふりだが、止める主人公。
そして会社に戻り1日目が終わる。


ここから真澄ルート。


 2日目
起きると偏頭痛がする。
これが主人公の変わっていく兆候。


 会社に出勤し、いつもの様にブラブラしていると駅前にて真澄と会い、喫茶店に行く。
 昨日バスの中で喧嘩してたのは付き合ってた教師で、誑かされたらしくそれが原因での喧嘩。


 その日は日曜なのに、真澄は制服。
気になった主人公は何故制服か聞くと、友達の家に泊まってるらしい。
流石に教師と揉めたあとだと家に連絡される恐れのためだそうな


 そして帰ろうとすると、七笑から電話が来てバーで飲むことになる。
飲み終わり、無理やりホテルに連れていかれるも彼女の携帯がなりそのまま帰ってしまう七笑。


 ホテル内で女性経験がないことを弄られ、頭の中で毒を吐き、脳内陵辱を行うことになる。
主人公は何かと気になることや嫌なこと言われるとこのように脳内陵辱を行うくせが出てくるようになる。


3日目
 立山工業の担当になるよう課長から指示される。
初日の件は久保田が謝ったら丸く収まったそう。
そして例の発注書は結局、久保田のデスクにあったらしいことを久保田本人から聞く。


 その後、立山工業から連絡があり伺う途中真澄に会い喫茶店の件を謝罪される。
 立山工業からの帰りに、八重垣さんと会い喫茶店でお茶することに。


 喫茶店から出ると、真澄が居て八重垣さんと関係を問われるが八重垣さんの気を損ね帰ってしまう。


4日目
 朝に八重垣さんが課長に怒られてるとこを目撃。
気にかけつつも外回りへ。


 商店街にて七笑と会う。
この瞬間に、脳内陵辱のフラッシュバックが起きる。
この辺りから主人公がちょっとずつ変わっていく。


 公園に行くと、ずっと付き纏っていた真澄と話す。
この日のお昼に商店街で話していた女性は真澄の姉で碌でもない女の人だから付き合わない方がいいとの忠告うける。


 またフラフラし、公園に戻ると華さんが子供が1人いなくなってしまったと慌てていたので手分けして探すことになる。
駅前に行くと、八重垣さんと会い手伝ってくれた。


 が、見つからず公園に戻るとその子供と華さんがいるのが見える。
華さんが見つけたらしい。
そしてやはり「日置さんと彼女はそういう関係なんですか?」と聞かれるとやはり気を損ねてしまい、帰ってしまう八重垣さん。


5日目
 前日に引き続き、八重垣さんが課長に怒られてるとこを目撃。


 その後、久保田が八重垣さんに夜付き合ってというものの断られる。
  書類を整理しててコーヒーわー飲もうとする主人公だったがポットにお湯がなくて給湯室に行くと八重垣さんがいる。


 そこで
『 何故この会社に入ったか』
『大学出てこの会社に 』
『 八重垣さんは前の仕事何してたのか』
などを話し、親睦を深めることが出来た。
 
 八重垣さんと一緒に帰ることになった主人公。
だが会社の前に真澄が居て、「主人公のことをどう思ってるか」をダイレクトで聞かれバチバチする。


 真澄が八重垣さんに「この後私達はホテル行く約束してるから」と言い残し主人公をホテルへ連れていく。
 ホテルにて行為を致し、外に出るとこれから中に入ろうとしてる久保田と八重垣さんに会う。
 そこで「高〇生に手を出すとはな」と言われてしまう。


6日目
 八重垣さんは会社を休む。
駅前で七笑と真澄が揉めているとこを見てしまう。
どうも主人公の話をしてるらしく


『何がなんでも彼を奪う』
『彼はやるだけの男』


などと言っていた。


 その後に公園に向かうと華さんが居て、子供がボールを当ててしまったことと、迷子を探してくれたお詫びを今夜したいということで夜に待ち合わせすることに。


 待ち合わせ時間に駅前に向かい、華さん宅に向かい手料理を振舞ってもらえることに。
話しているうちにムラムラしてしまう主人公は、我慢できず襲ってしまい関係が崩れた。


7日目
 この日も八重垣さんは休み。
会社の前にて真澄が待ち伏せしており、デートすることになる。


 デートの最中に久保田に会い、嫌味を言われてしまう。
行く場所もないので主人公宅に行くことになる。


 再び会社に戻らないと行けないというので、真澄が料理を作って待ってる。
会社から帰るとパスタを作ってくれていた真澄。
一緒にご飯食べてると、いきなり「セッ〇スがしたい」と言い出す主人公。


 俺の事好きならできるだろ、という主人公に少し怯む真澄だが結果的にすることになる。


 行為が終わり一眠りして、夜中の2時に目が醒める。
 そこで話し声が聞こえたので耳を済ませてみると、真澄が電話で「私の勝ちよ、あれはもう私のものだから」「日置なんてすぐ捨ててやるわ、そしたら好きなだけ抱けばいいわ」と言っているのを聞いてしまう。


 主人公が怒ります見に問い詰めると、主人公のことは好きでなく姉に対する『 仕返し』でやったとの事。
 ついにタガが外れ、真澄を人間ダンゴムシにしてしまう。


最終日
 会社に行くと八重垣さんが退職の手続きしている。
魂が抜けた状態で街を徘徊し、七笑に会うも「二度と話しかけるな」と言われる。


 一旦家に帰り一眠りして、再び外に出る。
 公園で華さんに謝らないといけないと思い出して電話するも怒られる。
 それでも、謝りたいとのことで呼び出し謝るも許してもらえず結局公園でレ〇プした。


 その後、無我夢中で走り八重垣さんのアパートへ向かう。
 無事に八重垣さんと会え、好きだったことを打ち明ける。


 立ち話もということで家の中に招かれる主人公。
そこでお茶を入れに行くと言い一旦、席を外し戻ってきた八重垣さんは下着姿。
 「私も日置さんのことが好きでした」との事を言われセッ〇スをし、その途中で八重垣さんが悲鳴をあげる。


そして最後に


モウ……
サミシクナンカナイ……
イツダッテ……
アナタガイテクレルカラ……
ダカラ……


という言葉のあと生首の目が完全に開き、そして閉じて終わる 。


~泉ルート~


 始まりと終わりは待ったか同じで会社でのやり取りなどもほぼ同じ。


 内容としては、バス停にて泉と中学以来の再会を果たす。
 その後BARなどで飲んだりするも、昔いじめられてた時に庇ってくれたことや性格の弱みなどを把握され弄られてしまっている。


 後日、泉が主人公の家に住むことに。
元々、泉とその親が喧嘩し居ずらくなり七笑のとこに行くものの真澄の問題があり、ここも居ずらくて主人公のとこに来たという流れ。


 家にいる時は常にお酒を飲んでいるせいか酔っ払って裸になっており、エロいことをされたりもしていた。 


 6日目に泉が七笑と駅前で話してるとこを聞く。
そろそろ戻ってきなよという七笑に、主人公の家は居心地が良いため戻りたくないと言う泉。
 しまいには、「あんたも来なよ、日置は邪魔になったら追い出せばいいしさ」と言う泉。


そしてこのあとの流れは真澄ルートと同じです。

 


感想 


 まずはこのゲームは真澄ルートと泉ルートの2ルートで分岐は初日の七笑とぶつかり名刺を渡すか渡さないかで分岐します。


 後はコマンド総当り式で物語が進んでいく感じになっております。
セーブは一日単位でのみ。
CG鑑賞などはありません。

 


 ちょうどこのゲームやってた時期が初めて転職していた時期で、何件か落ちていた時にやってたので大分堪えた記憶があります。


 日置くんはまぁ勤勉とは言えたものでは無いけれど、久保田の仕打ちだったりヒロイン?達にいいように利用されたりするのを見るとやるせない気持ちにはなった。
八重垣さんに最終的に両思いということが分かるわけだけどその頃には日置くんはもう……


 個人的には越野さんが好きなわけでしたが、彼女は完璧にとばっちりで可哀想でした……
唯一の被害者で且つ日置くんに対して何かしていたわけでも(悪い方向で)ないので余計にそう思いました。
八重垣さんに関しては辛く当たってしまうところさえなければいい人ではあったなぁと。


  真澄、泉、七笑に関してはまぁ自業自得としか……
 


 やり直してみて、改めて人間不信になりそうだなと……
主人公もやや、やさぐれてる時にこういう女性達に振り回されてあんな風になってしまったと考えると胸が痛い……


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 因みにこれはキャラクターの初期ラフ。


これを見ると日置桜は日置の姉という設定だったことがわかります。
それ以外のキャラクターは特に変わりなく登場してます。