Renaissance 感想

あらすじ
 古の契約が今、蘇る……。
 異国情緒あふれる不思議な町・神無町。その町を離れることになった主人公・天童弘司。
 彼は、幼なじみや謎の少女達とともに歴史的な因縁の渦に巻き込まれていく。

 ～高名な画家を輩出する家系に生まれ、その血を受け継ぎ美術の才能を開花させた弘司にはもう1つの能力があった。それは幼い頃に亡くなった母・理沙の霊が見えるということ。ところが、長期間に渡り幽霊となった母親と一緒に暮らしてきたことで多少の怪奇現象に慣れていた弘司ですら、首を捻るような奇妙な事件。それらの事件には、悪魔を自称する｢アルコン｣の陰があった。謎を解くうちに明らかになるアルコンと神無町の歴史……。神無町の歴史に隠された秘密とは？～

 まず謝らなきゃいけないのが、この作品の内容まとめられないです……
 それを踏まえてもらっての感想は書きたいと思ってます。

✱プレイするにあたっての注意点

・バッグログなし
・オートスキップ、既読スキップなし
・強制スキップはCTRLキーではできずエンター長押し
・セーブは基本1日単位
・攻略難易度高め

かな

★感想
 
 一言で言えば、『小難しい鋼の錬金術師』と言ったところだと思う。

 複雑に話が絡み合って各ルートで出てくる雑学を踏まえ、主人公がよく見る夢をわかった上で、最終ルートに入ると『あああ！』となるけどいざホントに文にまとめるとなると、難しい作品という印象だった。

 言葉について、キリスト教について、悪魔について、錬金術について、絵画について、少しではあるけど戦国時代あたりの日本の歴史、架空ではあるものの町の成り立ちを踏まえて、小出しにされる情報が他のルートをやると、｢これって前に出てたやつでこうなるのか？｣の繰り返しをした上での最後のルートで全部回収して謎が全て解決し、点が線になる感じだった。

 何せ情報量多い上に複雑に絡み合ってる……
最終ルート(結末)だけまとめるのは割かし出来ると思うけど、それまで見てきた話等々を書かないとわからないことが多いだろうと思う。
 それにある意味ループゲーでもあると思う。
結果的にループゲーって感じだと思うけどここはさほど気にならなくてもかな？

 読み応えもあったし、あまり頭の良くない自分でも熟読しながらやればざっくりは内容は理解出来たけど、この作品は周回しなきゃ理解は難しそう……

読み応え抜群で、インテリなゲームだったけど最終的に楽しませてもらいました！