巨乳ファンタジー 感想
★あらすじ
王位騎士学校を成績最下位で卒業した新米騎士リュートは、左遷同然に貧しい田舎町に配属されてしまう。
しかし、そこでいきなり数多の男の精を吸い殺してきた恐ろしいサキュバスを退治することに……!?
ファンタジー世界の冒険活劇と両手に有り余る巨乳の悦楽をミックスした巨乳アドベンチャー開幕!
★感想
まず一言。
くっそ面白かった!
あらすじにもある通りに主人公は騎士学校を最下位で卒業して左遷と言わんばかりの所に配属になるのです。
そこからの成り上がりストーリーとなっています。
最初の街ではサキュバスが村の男たちの精を吸って殺してしまうという問題があって主人公を厄介払いするためにサキュバス討伐依頼させられるわけです。
そこで命落とせば邪魔者はおらん的な感じでその仕事をやらせるわけですが、なんとリュートは精を吸われても死ななかったのです。
後にわかるのですがリュートは過去に悪魔の王様だったらしくそのために死ななかったというわけです。
そこからサキュバスのシャムシェルと行動していきシャムシェルの助言等がありリュートはどんどん出世していきます。
確かにシャムシェルの助言があったからというのもあるのですが何よりリュートの内面はホントにできた人間であり、それは話が進むにつれてどんどんその良さが見えてきます。
そして最初の街の陰謀を暴いて王都で働くことになり、親衛隊or司令官の道に進みます。
恐らくこれは司令官ルートが正規なのかな?
そこで騎士学校の時の同期からも信用を得て国王からも気にいられ最終的には王様にまで上り詰めていきます。
その過程で今までリュートを見下してきた人達からも信用を得ていきます。
そこがまたこの作品の魅力の1つでもあったりしました。
運の強さもあったとはありますが、これはホントにリュートの人柄故の物と素の実力が備わったからだと思ったりです。
よく運も実力のうちなんて言葉がありますがその通りだなと思わせる1作です。
しかし、全員がリュートのことを好いて信頼している訳ではなく貶めようとする輩もいる訳でして……。
危うく処刑に刺せられそうになるのですが、その時点で既に信用を得ていたリュート。
周りの力もあり無事にその罠から逃れられ無事に王に就任しました。(なお、その罠というのがその時の王を殺した濡れ衣を着させられたというもの)
この一部始終を見ていて楽しくて続きはどうなっていくのかホントにクリックが止まりませんでした。
ただ気になるところというかもっと知りたかった?見たかった?ポイントが1個あります。
それが、リュートは悪魔の王様だったということがあったけれども、記憶が封じられてたぽいのですがそこら辺の話。
一応外伝もあるのでそこら辺で話は出るのでしょうか?
その話がないにせよ非常に楽しめた1作でした。