巨乳ファンタジー4-修道士アストル- 感想
★あらすじ
祈る人、戦う人、耕す人――中世ユーロディア世界は、この3つの身分に分けられる。
ユーロディアの中央東部に位置する『リトヴィア王国』。
リトヴィア王国は隣接する2つの勢力、北の隣国『アルメキア』と迷宮の森に住む『ミノタウロス族の連合』に激しく揺さぶられていた。
開墾事業の進展とともにミノタウロス族の侵入と掠奪が増加。
リトヴィア王国は大軍を率いて討伐を行ったが大敗を喫してしまう。
和議が結ばれたものの、今もなおミノタウロス族の侵入と掠奪は続いている。
リトヴィア王国内には、北の隣国アルメキア王国と組んでミノタウロス族を討伐しようという動きもあるが、アルメキア王国は高圧的だった。
リトヴィア女王が我が妻となれば助けよう――。
結婚すれば、リトヴィアは東方十字教から聖十字教に改宗することになる。
到底受け入れられる条件ではない。
ミノタウロス族の襲撃により、国境周辺の兵力は減少している。
臣民から血税を巻き上げて、その金で平和を買うか。増兵が難しい中、それでも国境に兵を補うのか。
苦渋の選択を迫られたリトヴィア女王は、苦肉の策を講じる。
曰く、国境付近の修道院は守備隊を結成し、襲撃に備えよ――。
その通達は、主人公アストルが所属するベレンシュ修道院にも届くのだった……。
★感想
タイトル通り4の感想です。
今回は前作の3から約1000年後のお話らしい。
後、今回は人間が主人公です。
修道士のアストルが成り上がっていくお話で、それに加えミノタウロス族とのお話がメインです。
ミノタウロス族に不当な和議というより一方的な要求を押し付けられてそれを主人公が解決していき、ミノタウロス族と仲良くなっていき、それが評価され立場がグングンと上がっていき、他国との戦いに勝ち(仲良くなったミノタウロス族と途中にダークエルフも寝返らした)女王と結婚し、王様になると言った感じ。
ざっくりと言うとこのような内容なのですが、どちらかと言うとミノタウロス族との親密になっていく過程がしっかりと書かれており俺はすごく楽しんで読めました。各ミノタウロス族の族長達もかっこよく中身も漢という感じで見ていて胸が熱くなりました。
1と2で世界観がかぶさってるように3と4も関わりあっており、リーゼルはコンスタンツィアの末裔であることが本人の口から出ます。
あと、3の時にユリナスがミノタウロス族にかけた呪い「人間に手出しするとチ〇コがなくなる」やつが1000年経っても残ってるのは流石としか……。(やはり神様なんだなぁと)
女性の方の呪いも健在なのでしょうか……?
成り上がりストーリーはやはり巨乳ファンタジー。
安定して見ていて楽しめます。
是非とも4もifとか色んなファンディスクが出て欲しいものです!
巨乳ファンタジー3ifアルテミスの矢・メデューサの願い 感想
★あらすじ
『アルテミスの矢』
ユリナスがアテナともに天界に帰って数年――。
ユニナスが生きていることを知ったアジュラは、
天界でユリナスと再会を果たし、アジュラとアテナとユリナスの三人暮らしが始まる。
そこへ超潔癖なアルテミスが隠遁先から戻ってきて……
ユリナスたちの乱れた姿を目撃し、激怒したアルテミスはユリナス排斥のため実力行使に……。
『メデューサの願い』
これはもしもの物語。
ユリナシアの民を守るために石になってしまったユリナス。
メデューサは毎日のようにユリナスの石像を訪れては涙を流していたが、
ある日、人間の娘たちに抱きつかれた後に、石像に異変が生じることに気づく。
石像は――勃起した。
(ユリナスは生きてる!)
ユリナス復活のため、爆乳女神たちの抱きつき作戦が始まるが、
自分も巨乳になったら、もっと早くユリナスを復活させられるかもしれない……
そう思ったメデューサは、巨乳化の種を呑み――。
★感想
ifの後日談というかアテナルートの続きという感じのお話であります。
ふたつのシナリオを読む感じで、タイトル画面より選択出来ます。
メインのお話はどちらかと言うと「メデューサの矢」です。
アルテミスの矢はさっくりいうと、天界に戻ってきたアルテミスがユリナスの事を気に食わず、忘却の矢をヘルメスからパクってオリュンポス十二神や冥界の神達からユリナスの記憶を奪っていく感じです。
まぁその代償でアルテミスは石化していくんですがそれを助け〜的な感じでした。
普通にアルテミスいかんでしょ……。
ワガママやん……。
まぁ反省はして……たかなぁ?
最終的にはユリナスに惚れてたけど。
メデューサの願いは逆にユリナスが記憶ないパターン。
これは石化したユリナスを女神達が胸を押し付けて何とか石化解除させるものの記憶が無くなってるというもの。
その過程でヘルメスから巨乳の種を貰うメデューサ。
確かに胸でかくなった……
髪は蛇に戻ったけど……
記憶を取り戻させるために奮闘するもののメデューサとのエッチで記憶戻りましたというもの。
ヘルメス何でも持ってるなという印象(ドラえもんかな……でも使い方はのび太とかっぽい)
普通に面白かったです
巨乳ファンタジー3if 感想
★あらすじ
古代ローマであって、我々の知るローマではないローマ帝国――
ミノタウロス族たちのエリアに隣接する北方の属州・ゲルニア。
その一都市ドロニウムで、事件が起きる。
都市参事会員・カネコネが新しく雇い入れた○○・パイアが、キノコを採るためにメデューサの聖域に侵入。
メデューサの呪いに掛かり、頭髪と下半身が蛇という化け物になって町に禍を及ぼしてしまったのである。
剣闘士たちも守備兵も石になり、ドロニウムの円形闘技場は大パニック。
都市の首脳陣、二人委員や都市参事会員たちは鳥占官を読んで御託を聞き対策を練るが、化け物相手に妙案はなし。
その間にも闘技場周辺では木の石化が始まり、石化の波が町を呑み込もうとしている。
聖十字教徒たちは、享楽を貪るローマへの神の裁きだと叫んでいる。
都市参事会員たちは、評判の女占い師・ゾーエを呼び寄せて占卜を乞うた。
ゾーエが出した答えは、メデューサの親友で冥界では最底辺の無名の神・ユリナスを召還することだった。
召喚のため、ドロニウムで1、2番の巨乳を誇る娘たち―― デストラ と エスケルダ が呼び出される。
ふたりの巨乳娘が効いたのか、無名の神・ユリナスはご降臨。
ユリナスは聖域侵入が先輩○○に○○されたものだったことを突き止め、メデューサの呪いを止めるのだった。
デストラとエスケルダから、パイズリ奉仕を受けるユリナス。
神として生きて500年、初めてのパイズリであった。
だが、快楽の時は続かない。 神の法により、神は、人間界での滞在期間が短く限定されている。
ユリナスは冥界に帰還することになるが……。
★感想
本編の3の新しくシナリオを1から書き直している作品です。
個人的には本編の3よりこちらの方が話は好みでした。
前作の3では主人公ユリナスは皇帝になり終わります。
が、今作は自分が見たかった冥界や天界のお話もあり、人間界での行動等も見れてまずそこでホクホクでした。
なので、冥界の神や天界の神がしっかり登場人物として出てきます。
結果から言うと冥界の神ユリナスは人間界での功績や天界のピンチなどを救い、アテナやウェヌスからも惚れられ結婚し、オリュンポスの神の一員となります。
1と2の神様バージョンとでも言う感じですかね
段々と人間からも崇められるようになり、冥界の神のトップのハデスとペルセポネからも認められていき、最初こそ鼻で笑われてたりしていた天界からも認められ見ていてすごく楽しい気分になりました。
もう一度読み直したくなるくらいには個人的には好きな話だったので非常に楽しめた1作となりました!
巨乳ファンタジー3 感想
★あらすじ
主人公は、冥界に住むパイズリの神様・ユリナス。
しかしユリナスの神像を作成・身に付けてくれる者はおらず、ランクはあまり高くない。
ランクを上げて巨乳で名高い天界のアテネといい仲になりたいところだが、なかなかそうはいかないのだ。
ある日、いつものように仲良しの死神・ファローンと剣劇遊びに興じるユリナス。
しかしその後、妙な岩の突起をつっついたところ いきなり下界(人間界)へ飛ばされてしまう。
意識を取り戻したユリナスは、ロマニア帝国辺境の森の中で身動きが取れなくなっていた。
脱出するためには、自分の像を作ってもらいパワーを得るしかない。
どうしたものかと唸っていると、そこへ乳族の男たちがやってくる。
ユリナスが声を掛けると、乳族の男たちは彼を悪魔だと勘違いし、逆に退治しようとするのだった。
だがそこへ、森の中から 髪の毛が蛇の女 が現れて、村人の何人かを石にしてしまう。
蛇女に恐怖した乳族は激論の末、ユリウスが悪魔であろうと力を借りるしかないと判断。
ユリナスの像を作り、おかげで力を得たユリナスは木からの脱出を果たす。「悪魔様、なんとか森の化け物を退治してください」
ユリナスは村人たちに自分の像を作らせて、化け物の女と対面することになる。
★感想
今回は1と2とは違い、主人公は神様です。
あまり有名な神ではなくパイズリの神様だそうで。
なのでステータスは基本高め。
でも見てて今までとも違うので新鮮で楽しめたのはある。
ひょんな事から人間界に強制的に行ってしまったユリナス神。
そこから闘技場やらなんやらを経て中心都市のロマニアへ行くことになり、皇帝になる。
大まかに言うとこんな感じではある。
ただ1個だけ思ったこと。
『ユリナス、冥界に戻れてなくね……?』
元々、冥界に戻る為には人々の信仰を増やして力蓄えて戻るという感じではあったけれど、なんか皇帝になったべさ。
信仰自体は増やしていったしその過程も見てて楽しかったし流石神様やとなったし楽しかったけどユリナスそれでええのか……。
続編?ではちゃんと帰れるのかな……。
気になるところではある。
あと冥界でのファローン以外の神様とのやり取りも気になるしね。
楽しかったけどちゃんと戻れるかも気になる1作です。
巨乳ファンタジー2if 感想
★あらすじ
弁論についてはトップだがそれ以外はからっきしな「ルイン・ディミディウム」は
修道院では「破滅男」と揶揄されており、修道院きっての問題児であった
ある時、学院の次席であり、王の息子である「ハイネス」の仕掛けた罠にかかってしまい
不得意な魔法で失敗をして「アルヒーフ大司教」の不評を買ってしまうことで
卒業を前にエリート街道が望めない僻地の「ボインバラ」に左遷されることになる
左遷先のボインバラで金貸しが盗賊に襲われる事件が相次いでおり、街を悩ませていた
ボインバラの城主は自分の利しか考えないような、無能な統治者がいるだけだった
そんなボインバラでもルインは厄介者としてぞんざいな扱いを受けてしまうことになる
しかし、単独の捜査の結果、ボインバラを長く悩ませていた事件の解決をするルイン
そのルインの活躍は、王国にも知れ渡り、主席と次席の推薦侯の座を脅かすことになる
果たしてルインが辿るのは最下位からの逆転劇か?巨乳女性とのロマンスか?
★感想
今作は前作の2とシナリオが変わっているものが今回のifです。
個人的にはルイン結構好きなのもあり、新たなシナリオとなっていたのもあり改めて新鮮な気持ちで今作も読むことが出来ました。
最初の方から話しの流れは変わってます。
ヒロインも新たに2名追加という形で、この2人も中々いいキャラクターだったりしております。
2でもボインバラ城主から州長官になってレコメンダーレになって国王になる流れのように今回も大まかにはその流れを汲んでいます。
が、州長官になる前に州長官補佐やったりしてました。
あとレコメンダーレの2人のハイネスがかなり物分りのいいキャラになってました。(映画版ジャイアンぽい)
その代わり少しだけゼミナリオは肩肘張ってる気はしましたが、ルインの凄さに惹き込まれレコメンダーレを辞退します。
そういったことで言えば、身内での足の引っ張り合いというのは今回はなく2よりも個人的には好きです。
今作もルインの活躍と部下との良好な関係、女性たちとの良き関係も見れて個人的にはホクホクな1作でした!
巨乳ファンタジー外伝2after オスタシアの野望 感想
★あらすじ
リュートはユーロディアの盟主として君臨していた。
そのことに危機感を覚えたのが、反リュート派の枢機卿たちである。
彼らは、聖十字教会に絶対的な権威を取り戻そうと考えを強めていた。
折しもリュートに好意的だった枢機卿が次々と死去、
さらにリュートを最も支持していたアガタ枢機卿会議議長が死去すると、反リュート派は盛り返しに出る。
反リュート派から新しい枢機卿会議議長が選出されると議長は枢機卿会議を開き、
多数決で教皇制の復活を決定。 自ら教皇ウルスス1世として即位する。
この教皇制の復活が、ユーロディアを大きく動かしていくことになる。
エーデルラントの東では、オスタシア王・オルロフ1世がリュートに対して雪辱に燃えていた。
必ずやリュートに一杯喰らわせ、オスタシアこそが大国であることを示してみせる――。
当然 教皇ウルスス1世とオスタシア王・オルロフ1世は、
リュートをユーロディアの盟主から引きずり下ろすべく、結託していくことになる。
ウルスス1世の野望は実現するのか。 オルロフ1世はエーデルラントに強烈な一矢を報いることになるのか。
そしてリュートは――?
★感想
今回は新ヒロインのイリーナ、後はアイシスとシャムシェルとネリスのみの登場。
他のヒロインたちはやっとリュートの子を身篭って里帰り。
という感じ。
その間にオスタシアとバカチンの1部の方々がリュートを魔王と呼び、皇帝という立場が気に入らない様子。
で、オスタシアとバカチンの1部の連中らで手を組みオスタシアの王(オルロフ一世)を皇帝にしてリュートを亡き者にしようと言った具合でしょうか。
もうリュート無双です。
皇帝にまで上り詰めてる力はあるし神聖魔族だしそれはそうか。
結果的にそのオルロフ一世の野望は見事に砕け散ります。
やはり見てて爽快な1作でありました。
巨乳ファンタジー外伝2 感想
★あらすじ
舞台は、『巨乳ファンタジー外伝』 から5年後、ヒルズランド王国で始まる。
その記憶喪失の男・マスクは、全裸で港に現れた。
マスクは、自分が全裸とも知らず女の子に声を掛け、逮捕。
モルグレー城主に生意気な口を利いたため、囚人としてゾロ監獄に収監されてしまう。
ゾロ島では、秘密の取引が行われていた……。
秘密を目撃したマスクは、厄介払いのためにボインバラへ魔物退治に行かされる。
賞金稼ぎたちも、その魔物を倒そうとして何人もが殺されているという。
マスクは果たして魔物を退治できるのか? まさか、いきなり死んでしまうのか……?
『巨乳ファンタジー』 の棹尾を飾る、リュート、最後の物語。
★感想
一応リュート最後のお話ということらしい。(外伝2afterはあるけど)
冒頭というよりほぼ前半はマスクの話です。
リュートは出てきません。
まぁマスクがリュートなんですが、読んでれば気づきます。
性格やら行動やら色々がもうリュートだよって感じなので。
ですが、作中のキャラクター達は気づいてないです。
まぁ母国のエーデルランドにいる訳ではなく船に乗せられてヒルズランドに到着してからのお話なので、周りにいた側近や王妃やらはいないからまぁそこは気づかないのは当たり前な気もする。
そんなこんなでマスクはヒルズランドでものし上がっていきます。
牢屋に入れられてからヒルズランド王にまでいきます。
その頃、エーデルランドではリュートは病気やらなんやらで今表には出られないことになってるみたいでした。
なんとか行方不明のリュートを探してるエーデルランド。
ヒルズランドVSフロンスの海上戦があるんですがもちろんフロンスはエーデルランドとタッグ組んでるんですがその時にマスクとグラディスが会うんです。
何となく気づいてグラディス……。
まぁ気づかなかったわけです。
この戦いはヒルズランドの勝ちでした。
リュートはやはり頭がキレます。
ただ見てるこっちとしては複雑……。
リュートには頑張ってもらいたいけどあなたの王妃ですじゃん………。
この戦に勝ったことにより、ヒルズランドの王妃(ロザリン)と結婚することに。
そしてロザリンとHして仮面が取れる。
その顔を見たイケテル(モテール父)がリュートと気づきエーデルランドに報告。
暗殺に来たグラディスも流石に気づく。
シャムシェル来る。
気づく。
Hして記憶取り戻す。
と言った具合。
そして王妃達のOKとのこともあり、エーデルランド、ヒルズランド、リンゴバルトの王に。
この辺が前半。
後半はこのリュートがヒルズランドの王になったことにより、より敵対して色々仕掛けてきます。
ここからは通常リュートモード。(マスクの時もリュートモードだけど)
その最中ですが、イベリア王はノルドランドを取り込もうとエストリア王妃に求婚。
ロザリンにやめた方がといわれ(ロザリンとエストリアは仲がいい)心が揺らぐ。
そのタイミングでノルドランド王が亡くなり側近はイベリア暗殺者によって葬られ、エストリアが王になりだいぶ追い詰められたところでリュートが助けるわけです。
マスクの時から毛嫌いしてたのが、こんな嫌ってた自分がホントに困ってる時に助けてくれてと好きになっていく。
そして結婚です。
尚のことイベリアはムキになっていき、ゾンビやらメデューサの首やら使い何としてもエーデルランドを潰しにくるのですが、最終的にはリュートの勝利でした。
メデューサの首の作用で石にされてた時にリュートは神聖魔族を思い出す。
そのことをみんなにも説明したが変わらずついて行くとのことでした。
こののし上がり具合も中々爽快で読んでて楽しいのはもちろんなんですが、何よりリュートの懐の深さというか優しさが何より俺は好きです。
多分登場人物達はもっとそのことを感じてのあの信頼関係なんだと思います。