シンクロ 感想
★あらすじ
かわいそうだね
かわいいきみは
梓は、ある夜、夢を見た
裸のまま拘束され、辱めを受ける少女の姿を見る
それは悪夢だったのかもしれない
【story1】
連日現れるその夢に梓は、妙な生々しさと現実感を感じる。
幼なじみに話しても、あまり取り合ってくれないが……
失踪した友人のことで落ち込んでいる後輩から、その娘の写真を見せてもらう。
そこに写っていたのは、紛れもなく夢の中の……
梓の夢とシンクロする犯人の視野。
精神科医の協力を得、犯人の正体と迫るか……
【story2】
今年もまた演劇部の合宿が地下講堂の舞台を使って始められる。
つつがなく始められる合宿。
しかし、突然に地上への扉が閉められ、地下講堂へ閉じ込められてしまう。
そして、去年失踪した演劇部顧問の女教師の声がスピーカーから流れる。
朗々と響く朗読の声。
その先に第一の犠牲者の姿が……
シンクロは、2つのストーリーを軸としたマルチエンディングADVです。
二つのストーリーは梓を介してシンクロし、幾つもの結末へとプレイヤーを誘います
★感想
まず一言。
story1と2シンクロしてる……?
唯一してるとするなれば、顧問のさとみ先生が読んでいた朗読の内容と、story1のNormalエンドの犯人とstory2の悪役、それと登場人物だけなように思った……。
お話自体はシンクロしてないような……
明らかに1と2は別の話であると思う……。
そしてメインは1の話であり、2の話はやや短め。
あと、攻略難易度は高いと思われます。
さて、本題ですがstory1ですが、メインエンド(TRUE?)が1つとアナザーエンド(Normal?)
このふたつのエンドでは犯人が変わります。
Normalの方は河西先生が催眠術使って夢見せてたよ〜、犯してたのは先生だよってエンドだったはず……。
TRUEの方では本事件とはあまり関係の無いとこで五十嵐先生がいかがわしいことをして最終的には飛び降りて死亡。
その後に本事件の犯人等がラストでバーッと分かります。
結局は梓には兄がおり、顧問のさとみ先生とも兄弟だったことが判明。
それで、過去に梓が失踪した美佳子とその取り巻きたちにレイプされていた。
それを兄の霊的なパワーなのかなんなのかで梓を操り?取り巻きを殺害、そして美佳子監禁。
美佳子の友人も監禁してという流れであった。
夢が生々しいのも自分が夢の内容を実際にやっていたからでありました。
story2は合宿で閉じ込められる話。
そんな中、殺人が起こるわけです。
もともと、この合宿時にはさとみ先生は行方不明になっていた。
なのに声が聞こえる。
その声の元を探していると、ラジカセに録音してあった朗読のテープでした。
そこに男性の死体が……
その後、テレビに未久と結が犯される映像が流れるという感じ。
真相から言うと、昨年の合宿で河西が作った強力な媚薬を部員に飲ませてみだらな行為させた。
共犯者は精神科医の冴子。
そして、さとみ先生にも薬飲ませたが効きすぎて死亡。
部員に口止めをして、遺体を闇に葬った。
そして今回の合宿の時にさとみ先生の幽霊が河西とその他のこの事件に関わった人達に復讐という形をすると言ったものでした。
雰囲気は良かったと思うし、設定も良かっただけに調理しきれてないのが少し残念ではあったものの、雰囲気を味わうにはいいのではないでしょうか?