血染めの花 感想

夏休み半ばーーー
桜達が所属するミステリー研究部は、森の奥の空木邸へとやってきた。

 そこは10年前、無理心中事件が起こった場所。

 桜達は、10年前心中事件で亡くなった空木邸の主･空木柾が、ある特別な花を研究していたことを知る。

 その花弁には毒があり、毒に犯された者は全身に赤いアザが浮かび上がり、やがて死に至るー
しかもその毒は、血液によって感染するものだった。

ーーーこの血塗られた空木邸で、再び惨劇の幕があがるーーー

★感想

 フリーゲームなのにクオリティが高い！
普通にお金とってもいいレベルではと思った。

 プレイ時間は6時間位だった。

 ミステリー、サスペンスゲーで先を読ませる展開で楽しかった。
ミステリー、サスペンスではあったが愛憎劇でもあったなと。

 楓はただ寂しく、自分を満たすために柊を昔から束縛してきた。
なんか可哀想な生い立ちとはいえ、それは柊しかり、杏も桜も椿もつかさ先生もだった。

 だけどそれと向き合い、今を強く生きてるかその過去に囚われていたかの差に過ぎないのかなと。

 犯人の目星は結構分かりやすかったかも
最後はハッピーエンドで終わったが個人的にはあそこで全員息絶えてしまって終わったりしてくれたら尚よかった(これは個人の好みなので悪しからず)

  楓も早くに柊の父がこの事件の発端を起こしたことに気づいていればまた違う結末にはなったのかもしれない。

 ただそうすると柊との関係はどうなっていたのか考えたらと思いました。

楽しかったです！