猿ノ王国

あらすじ

ニュース特集を企画したテレビ局員が監禁された。場所は、地下の編集室。なぜ彼らは監禁されたのか？時を同じくして、5人のテレビ局員が招集された。場所は25階の取締役員室。監禁の首謀者は誰なのか？それぞれの場所に集められたテレビ局員たちの脱出劇と密談を通して描かれる人間模様。それはやがて憎しみに満ちた復讐劇へと発展していく…

感想

やっぱりこの監督の人の腹の中の探り合いとどんでん返しにはほんとに毎度ながらハラハラさせられるに加えマジかとラストに思って終わる

今回はコロナワクチンの安全性に対する疑問の特集をめぐる話。

ちょうど映画公開した当初はワクチン摂取が結構促されてた時期でもあるのでだいぶ踏み込んだなと。

まぁあくまでもそっちの話がメインではなく放送局側に不都合な所は映さないようにしようというか印象操作をするかでの会議でこれが結構登場人物達の思惑が見れるのです。

それが結構個人的に惹き込まれるわけで。

その中とある人物の復讐劇に繋がるというかなんというか。

ちょっと1回だけだと感想が薄くなってしまうし思ったように熱量が伝わらないのが悔しいのですがほんっっとうに面白いです。

因みにこの映画のタイトルと三匹の猿の像が持つメタファーはマスクというコロナによる副産物を、自身の気持ちを押し殺す人間性の象徴として扱う点に始まり、文字通り殺人すらも見えないふりをして責任を逃れようとする姿だと思う。

加えて１つ　目を瞑れ ２つ　口を噤め ３つ　耳を塞げ ここであったことは他言無用 口外は禁止です上の言うことには従いなさい、あなた方は猿なんだからっていうこの2つが融合してるように感じる。

P.S.

この監督の映像結構俺好きです