ナミビアの砂漠 感想

あらすじ
21歳のカナは、人生に何を求めるのかわからず、何事にも情熱を持てずにいる。身の回りの世話をしてくれる恋人のホンダと同棲する彼女には、恋愛すら暇つぶしのようだった。そんな中、カナは自信家のクリエイター・ハヤシと徐々に関係を深めていくのだが……
感想
まずタイトルのナミビアの砂漠ですが
「ナミビア」は現地の言葉で「何もない」という意味
先住民からはナミブ砂漠とも呼ばれてるそうな
蘊蓄はこの辺にしておいて本題へ
なんかカナの生活の一部というかそういうのをずっと見させられてるというか定点カメラで覗き見してると言うかそんな映画。
このカナは美容脱毛のクリニックで働いている子で二股してるのです。
割かし初っ端でわかる。
最初の彼氏のホンダくんめっちゃいい人すぎなのよ。
カナがベロベロになって帰ってきても良心的に解放したりご飯作ってくれたりカナのことを第1に考えてるんだろうなぁという彼。
ホントに依存してるんじゃないかレベル。
ただ、カナは絶賛二股中なわけで友達が泣いてるから(嘘)でご飯作りの途中で向かうんだけど、それが浮気相手。
名前をハヤシくんである。
それでラブホ行っちゃうわけよ。
事後にハヤシくんから今彼のホンダくんと別れてほしいと言われカナは頷くんです。
そんな中今彼のホンダくんは北海道に出張。
カナにキャバクラや風俗いくんじゃないの〜と言われるも行かないよと言うホンダくん。
結局ホンダくんは上司に無理やり風俗連れていかれたと思い詰めた顔で報告するホンダくん。
すごい謝るホンダくん。
いやぁ素直でええ子なんです、ええ。
カナにとってはチャンスよ。
そして家を出てハヤシくんとの共同生活が始まるという感じ。
いやぁまずホントにホンダくん可哀想すぎよ……。
依存してるから(途中でカナの職場の前で待ち伏せして話すシーンから依存してたりするんだろうなぁと)優しくなってるのかもしれんが、ハヤシくんとの共同生活するにあたってキッパリ別れてるのかと思いきや!
何も言わず家出てるのかーい!
いや、やっぱ可哀想。
というかホントにいい彼なのに、しかもイケメンだしちゃんと不動産で働いてるし。
ただ、この映画見ていくつれて段々とハヤシくんに同情俺はしていった……。
カナが結構破天荒というか荒ぶるんですよ。
ハヤシくんに暴言吐いたりetc……。
医者にリモートで双極性障害じゃないか、でも今は病名も細分化されてるから明確にこれっていう病名を現段階では言えない的なこと言われたり。
胸糞では無いもののなんかモヤモヤっとする感じがある。
あといい意味で色々余白もあるのでここに出てくる人達のバックボーンを色々考える余地がある気もする。
冒頭でも言ったのですがカナの生活を垣間見てるのでそもそもまず明確なオチというのもないし多くを語られない、日常を観てるという感じにはなる。
ただそれがいいようにも思う映画。
で、この映画のナミビア。
何も無い、という事なんですがカナ自身の中身が空虚というかそういうのを示してるのかな〜なんて思ったりする。
そして映画中にカナがナミビア砂漠の動物達を定点カメラの映像で見てるように自分達も彼女達を見てるぞったいう風にも取られられるななんて感じた1作でした。