りとる天使 感想・考察
あらすじ
カナタはみんなのりとる天使
えっちなお兄ちゃんの満たせない欲望を
ぜ〜んぶ叶えちゃうの
ライバルのエネミちゃんも巻き込んでさあ大変
今日もい〜っぱいヌキヌキどっぴゅんしようね
考察
いきなり考察やらを書いていこうかと思いますが至らない点があるかと思いますがご了承ください。
まずはカナタはエネミちゃんによって産み出されたキャラクターである。
エネミちゃんは何かしらの(アニメor漫画orゲーム?)制作をしている立場であると思う。
最初では???となってるキャラは神。
ほぼ間違いないとは思うが後々出てくるシン君である。
シン君のポジション的には流通業者?や広報などにあたるポジションにいると思われる。
今回のりとる天使ではそのカナタはエネミちゃん自身お気に入りのキャラであり、そのキャラを使った作品なんかを恐らくコミケのような所で出していたところシン君の目に止まるが1度目は商品化などを断ってしまったのだろうと。
で、しばらくは個人的に作品やイラストを出していて時折ファンサービスを行ってはいたものの要求されるものが自分の望む形でない物が多かった。
ファンはカナタが好きでエネミちゃんにこういうカナタのイラストを描いてほしいとかの要求(恐らくエロい物が多かったと思われる)に内心いやいやながらも書いていた。
そしてどんどん人気が出て来はじめキャラクターだけが独り歩きしていく形になったんだと思う。
さらに人気が上がっていく。
途中お釣りは要らねえとお金をドサッと渡される描写あるが恐らくこういうイラスト描いてほしい言われて描いた。
そして提示した金額より多くお金を渡されるが釣りはいらない……といった流れだと思う。
そして再度シン君の目にとまる。この頃には最初に目に止まった時に比べかなりの人気となっていた。
が、作者であるエネミちゃんの意思はファンは見ていなかった。
カナタに対する欲求ばかり膨らむ。
エネミちゃんはそんな状況に納得が行くはずがなかった。
そしてファンと言い争う形になり、流通、広報ポジションのシン君とも言い争う形にはなる。
が、中にはちゃんと作者さんも含め尊敬してくれる人もいた。
エネミちゃんはそういう人たちもいるんだと自信になる。
どちらにせよ皆は結局カナタが好きでよりよくなって欲しく色々言っているのかなと。
というような感じかなと。
途中画面が割れる演出は画面内とリアルの堺を無くす、無くなったことを意味しているのかと。
よりその作品、キャラクターに対する思いが強くなったことを意味してると思う。
結構、そのブランドとかなんかの作品が人気出たりしてファンはもちろん喜ぶわけだけど、それが実際の作者の思いを汲み取った物かはこちらから分からないが仮に、意に反して作らされてたもので自分の作りたいように作ったらファンが文句を言う。
メーカー側としては多くのファンが喜ぶようなことをやるが作者はそれに納得していない的な。
でも、1部ファンはその作者がやりたかったことも含めて好きな人もいる。
ファンの思い、作者の思い、キャラの思い、売る側の思い。
どれも確かに大事に思うがそのキャラだけしか見ていなかったりするのを見ると少し心が痛くなりもした。
ここで言えばカナタは確かに人気は上がりそのために色々なことをしてた。
が、そのために過酷であろうこともしたと思う。
エネミちゃんもだとは思うがそこも心配はしてたと思うし、だからこそ守りたい汚されたくないと思ったのだろう。
自分の大切なものだからこそ。
ファンからしたら確かに拠り所にもなってはいるが新しい拠り所が出来たらと思うと……。
でも、1部ファンはその作者がやりたかったことも含めて好きな人もいる。
何が正しいかは難しいとこであるもののより良い作品を作りたい、見たいという気持ちはみんな一緒ということなのだろう。
俺の個人的な意見としては作者さん含めて好きになるタイプではあります。
りとる天使はこんな感じでしょうか。
随時更新はしていくと思います。
最後にカナタのお言葉を。
カナタは願います。
皆のどうか健やかにと傷つきあいいがみ合おうとも
しかし恐れず懸命にあらんことを
神なき困難に満ちた時代だからこそ
人々の思いと願いを以って生きゆくコトを
彼方を目指して