Zwei Worter 感想
2017年、突如太陽系に襲いかかってきた敵。
人類は意思の通じない敵を「エルシド」と名付けた。
人口が10分の1に激減する大戦争。
対エルシド用巨大ロボット兵器「アレキサンダー」を駆り、少年少女は生存をかけて、最後の戦いに挑む。
★感想
まずこのゲームには戦闘パートがありますが指示に従いコマンドをクリックすればいいのでそこはゲーム性苦手な俺からしたら助かりましたが、ゲーム性求めてた人からすれば肩透かしかもしれないです。
さて、本編感想へ。
Zwei Worterは各ヒロインルートとAPPENDとFinalによって成り立っています。
全話を見ることによって話が全て纏まる作品でした。
ヒロインルートによってシナリオの振り幅はありますが基本的に全てが繋がっていきます。
ゼロノルートはホントに「???」と思うところが多かったのですがAPPENDとFinalみて納得というか説明されていなかった部分が見えてるので実質ゼロノルートはFinalルートの1部と思った方が良さそうな感じでした。
このゲームは種族による違い、自分との葛藤、善と悪、悪とはという所がテーマでしょうか。
ヒューマン、ヒューマンと動物との掛け合わせのハイブリッド、珪素生物で長生きですごい化学力をもったディゾルブ。
この3種族が共になり地球を攻めてくるエルシドと戦い、地球を護るというもの。
そしてアレキサンダーという巨大ロボットに乗り戦うことに。
というのがあらすじ。
全部やることでわかるこの世界観はこういう感じ。
この世界観は色んな宇宙があって(平行世界的な)、それぞれの宇宙にキョウシロウとゼロノがいる
キョウシロウは言わば爆弾でゼロノは起爆スイッチ
最終的に(多分話のルート的な?)ゼロノを選ぶか全人類を助けるかの選択
ゼロノを選んでしまうと起爆スイッチ入り宇宙を破壊する
で、とあるキョウシロウが自分のいた宇宙を壊したあと物足りず他の宇宙も破壊し続けてる
この〘破壊者〙がリョウトさん達が戦ってる相手
そいつを倒すために頑張ってきたのにその正体が自分人類の平和を守ることを選んだキョウシロウ達はその破壊者を産まないために今まだ破壊者とも全人類の平和の選択肢を取ってないキョウシロウ達を消滅させるために創り出されたのがエルシド
地球を攻めてくるのもそのため
自分以外も巻き添えになってるのは手間だから危険分子ともなりえないからゼロにすればOK理論
で今いる破壊者を倒せるのは恐らく全人類かゼロノどちらとも選ばなかったキョウシロウなのではとのこと、とリョウト。
希望の星となり得るのではと
そしてFinalエンドではこの破壊者をヒューマン、ハイブリッド、ディゾルブ、エルシドで戦うことに。
最後は無事に勝ち、クラスメイトの1部がエルシドだったことがわかった。
結局敵だと思ってたものも見方によっては仲間になり何が悪で何が善なのかも状況などによって変わるしそれぞれ良かれと思って行った結果だったのかなと。
そして1番の敵は自分というのをこの作品を通じて感じたことでした。
P.S.
結局やっぱりスーツはお姉ちゃんでした。