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エロゲは酒の如し

エロゲ、美少女ゲー、ノベルゲーの感想書きます

Angel Halo 感想


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天使と悪魔と嘘と真実
1999年のクリスマス・黙示到来。

 

1999年の12月、悪魔は、降臨する……

それは突然にやってきた。

高校生活を安穏と過ごしていた『日下部真』は、イタズラな運命に巻き込まれてしまう。

天使と悪魔に惑わされ、彼は世界の行方を委ねられてしまう。 

 

天使と名乗るはドイツからの留学生『ソフィア・ハーランドウルフ』

悪魔と名乗るは朱い魅惑の瞳を持った『リリス・イリード』

 

そして二人の登場と同時に起こる、謎の天文事象。

太陽質量の増加に伴い、今世紀最大の皆既日食が予測された。 

それは12月24日、キリストの誕生は闇の中で祝される。

そして、神の力及ぶことなく、魔の力増大し、世界で最後の終末の当事者とされてしまった真は、その奇妙な運命に翻弄されながら、自分を見つけることが出来るのか?

それとも、地球は滅ぶのか……

地球、最後のクリスマス。

主ハキマセリ……

主ハキマセリ……

主ハ……

 

 

感想 

 

 どうもこの主人公はルシファーの受け皿というか化身らしくこの1999年の世界滅亡のために産まれてきたというものでエンディング5個あるうちの4個はルシファーになってしまう。

 1個は人間の手によってルシファーになる前に殺されてしまう。

 

 個人的にはNo.5のエンディングでルシファーに結局なってはしまうもののヒロインである常磐まりもを筆頭とする一部、真が大事に思ってた人間のみ殺さず他の世界を破壊してしまうというもの。

完全に悪魔に心を乗っ取りる訳ではなく僅かながらにも真の心があったことに俺はグッときた。

 

真がルシファーになり、天使達がルシファーが地球を滅ぼしたあと消えたエンド(No.4)では最後に「これからの地獄はこれからだ」という終わり方した(とはいえ人間達は滅ぼされた)のは考察のしがいがあるがまだ個人的には答えを見つけられずにいる。

 神の子(人間達)がいなくなってしまったからもう一度たち直すのが難しいのか、それともルシファーがまた復活しこれから復讐をするということなのか……

 

No.1のエンドでは街を焼き尽くす時に第三者的に見ている真が結局は自分後からで何も出来ず終わってしまうもののソフィア的には人々がルシファーの手によって滅ぼされるのが救いだとも言っていた。

 

 そう考えると悪魔はもちろんなのだが一部天使もルシファーの復活を願ってたのかなと思わなくもない。

 

どのエンディングもどこか哀愁も漂っているし個人的には何回かやり直して見たい作品でした。